家庭、学校、地域、そして職場で「元気にあいさつ、つながる笑顔」運動を広げましょう。
明日を担う子どもたちに、「生まれ育った故郷の中区の魅力にふれ、豊かで確かな社会を築くための納税の意義」を伝えます。
名古屋中法人会はこの春4月1日に、公益社団法人として新たにスタートしました。
その記念事業のひとつとして、この度、中区11の小学校の4年生・5年生・6年生全員に、”中区の歴史と税の知識”を収めた冊子『21世紀に生まれた子供たちへ 中区この町が大好き』を寄贈することになりました。
これまでも当法人会は、社会福祉施設へのクラウン派遣、学童のミニサッカー大会、市民参加の健康フェスティバルなどを開催してまいりました。さらに学校や職場での『2012 笑顔であいさつ運動』のポスター・ステッカーを配布して、明るい町づくりの支援を推進しています。
半世紀ほど前には、路地裏や空き地で危険な遊びをする学童がいれば、「危ないからやめなさい」と注意する大人たちがいました。悪さをするとカミナリ親父が何処かで見ていて自宅に通報され、遊び疲れて家に帰ると、「コラ! 何やってんだ!」と親に叱られ、「何で知ってんだろ?」と子ども心に不思議に思ったこともあります。
時代は移り変わり、働く人びとは都会に集中、また核家族化によって家族の結び付きが単純になり、町内の人たちとの触れ合いも希薄になっています。
企業内のコミュニケーションも、厳しさを増す経営環境と非正規雇用の増加によって困難を極めています。
昨年は東日本大震災、台風12号、海外ではニュージーランド地震、タイ洪水などが発生しました。大規模な災害で、家族や仲間など人の絆の大切さを改めて知らされた一年でしたが、なでしこジャパンのチームワークの絆は日本中を勇気づけました。
出逢いは偶然ではありません。自分自身を慈しみ、目の前にいる人を心から大切に想い、そして大きく手を広げ、自分の一番の笑顔をプレゼントして、明るい社会をつくりましょう。